シャワーベッド
今までは、患者への清潔援助が不十分だった
今までの担送患者の清潔援助平均時間
ベッド上全援助 56.8分
入 浴 25.9分
清潔援助に要する時間や人員が多く効率の悪さより、患者へ満足のいく援助ができていなかった。
シャワーベッドの効果
メリット
- 清潔な入浴
- 安全な入浴
- プライバシーの保護
- 省力化
- 省コスト化を実現
清潔援助平均時間を17分(最短13.3分)に短縮できました。
快適な入浴の秘密
- 入浴直前①の状況はほぼ同じで、5分入浴直後②もどちらも非常によく温まっている。
- 湯上り5分後の③では、一般浴では湯冷めが始まっているのに対し、シャワーベッドでは入浴直後よりも温度が上昇している。身体の深部にまでシャワー効果が到達していると思われ、活発に新陳代謝が行われている。
- 湯上り15分後の④となると、一般浴では腹部・下腹部の湯冷めが顕著であるが、シャワーベッドでは2つの部分の体温維持がはるかによく、一番冷えやすい場所でありながら長時間の保温維持効果が見られた。
シャワーベッド導入後の変化

シャワーベッド導入によって入浴回数が増加し、今まで入浴やシャワー浴ができなかった坦送患者の入浴が可能となり、週2~3回の入浴が実現した。
患者一人当たりにかかる看護職員の清潔援助にかかる時間を短縮し、業務量の省力化になった。
希望する足浴や洗髪と清潔援助が行えるようになり、患者の満足感につながった。
看護職員自身も、清潔援助に関する不満は導入前より減少した。
患者・看護職員の声(満足点・不満点)
- 温泉にでも入ったようで、とても温まって気持ちよかった。
- シャワーというより、お風呂に入ったようだ。自分の家にも欲しいくらい。
- 今まで生きてきた中で、一番気持ちがよいお風呂だった。
- シャワーも痛くなく、刺激が気持ちよかった。
- ネットに乗る際、冷たかった。
- 背中が洗えなかった。また洗った感じがしなかった。
- 待ち時間が長かった。
- 動けない患者が入浴できるようになった。
- 効率良く稼動できるようになった。
- 介助者の負担が軽減されるようになった。
- 介助者が濡れずにすむ。
- 患者から喜びの声を聞けて嬉しかった。
- 狭いので介助がしにくい。
- ストレチャーからトローリーへの移動が難しい。
今後の課題
シャワーベッドの運用方法
現在は看護補助者が担当となり効率よく回転しているが、待ち時間が生じることもあるため、運用の検討が必要である。
患者にあった清潔援助方法
シャワーベッドがすべての患者に適応しているわけでなく、患者の状況により、より満足が行く援助が必要である。
業務改善
シャワーベッドが導入となっても、清潔援助が十分にできているわけではない。
今後も業務の改善を図りながら更なるケアの充実が必要である。
シャワーベッドの稼動数です。
現在も多くの患者さんから、喜びの声が聞かれます。

シャワーベット利用人数1日平均約41人、最高は56人でした。
今後も、清潔に関しての患者満足度を高めるためシャワーベッドの活用を継続して行きたいと思います。