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上都賀総合病院について

看護部長・副看護部長紹介

2024年4月17日 更新

看護部長

山形 文子

当院は県西地区に唯一の総合病院として、地域住民の健康を守るための使命があります。今後はさらに地域の医療福祉機関や地域住民と連携を深め、地域中核病院としてのリーダーシップが図れるよう、努力していきたいと思います。

看護部目標は、
❶ 患者を生活者として捉え、意思決定を支援し、多職種と協働して看護展開する
❷ 看護実践核となる4つの能力の向上を図るため、自己研鑽し、キャリアを積む
❸ 医療安全の強化を図る
❹ 自ら業務改善に取り組み、効率化と生産性を向上しつつ働きやすい職場を実現する
という4点です。
中でも、「患者を生活者として捉えること、意思決定の支援」を重点目標としました。

人材育成においては、看護部理念に基づき、一人ひとりが主体性をもって行動でき、自ら看護職という専門職を楽 しみながら成長できるように支援していきたいと思います。
地域住民の方に選ばれる病院であることはもちろんですが、看護職員にも選ばれる看護部でありたいと思います。
そして、当院で働く一人ひとりの看護職が、仕事に誇りとやりがいを感じながら、仕事と生活の調和が図れ、公私ともにキャリアを継続できるようワークライフバランスを大切にした職場環境づくりを目指し、調整していこうと考えています。

副看護部長

小林 あゆみ
業務・総務担当 副看護部長

5つのスタッフナース会と8つの委員会、そして、教育委員会と協働した「電子カルテ検討委員会」「臨床指導者・実習調整運営委員会」を柱に活動しています。
スタッフナース会は、看護の質向上に向けて、実践的に活動しています。各部署のナース会メンバーが、ナース会活動を通して専門的な分野の知識や技術を学び、自部署へその学びの浸透と啓発を行っています。委員会の中にリソース委員会があり、7分野の認定看護師を含みます。リソース委員会では、スタッフナース会と連携し、看護の質向上に向けた活動をしています。
委員会は、「看護業務を円滑に遂行する」「看護の質向上を図る」の2つの目標があります。看護部方針に基づき、安心・安全な質の高い看護の提供ができるよう看護部全体の看護サービスの質管理を行っています。
このほか、中学・高校生の実習担当委員会、臨床指導者運営委員会があります。中学生・高校生には、職場体験を通して医療現場の実際を知ってもらえるよう、学生の要望に合わせた体験を考え受け入れています。臨床指導者運営委員会では、看護学生の受け入れのための調整をしています。現在、県内6校の看護学生を受け入れています。臨地実習を通して、当院の職場環境を知り、看護師になって上都賀総合病院で働いてみたいと思ってもらえるよう取り組んでいます。
また、労働環境改善にも力を入れています。職員に対し、働きやすい職場環境を考え、看護職員のモチベーションの維持、健康で働き続けられる職場環境の整備を行っています。個々のWLBを推進し、自分の生活を大切にしつつ、看護師としての専門性を磨き、仕事を続けていけるよう働き方についても支援しています。
看護部として、看護職員全員が、看護部理念「思いやりと温かさのある看護」を実践し、患者・家族の方に寄り添い、安心して上都賀総合病院を利用していただけるような組織を目指しています。

塙 晶子
教育担当 副看護部長

看護師は専門職として生涯を通じて学習しなければならない職業です。看護師一人ひとりが、成長ができるよう、教育すること、支援することの役割責任は重いと受け止めています。私は、看護師が到達すべき最終目標は、「看護の質を向上すること、質の高いケアが患者に提供できること」と考えています。その目標達成をするためには、適切な教育計画を立案・実施し看護師一人ひとりが学習を実践に結び付けることが重要です。教育研修はOFF-JTはもちろんのことですが、現場におけるOJTは、看護師個々の経験からの成人学習となることから、双方を展開していく必要があります。さらに、一方的な教育ではなく主体的に学習するための基盤が重要であると考えます。また看護師は臨床現場で、倫理的な課題に遭遇する機会が多くあります。知識や技術に加えて、倫理感性を高める支援も重要だと思っております。

今年度も、昨年度に引き継き、臨床看護実践能力を高められるような教育計画に重点を置き、「看護師のクリニカルラダー(日本看護協会版)」を参考に改変した「上都賀総合病院看護部キャリアラダー」を実践していく予定です。「上都賀総合病院看護部キャリアラダー」の活用は、看護師個々の看護実践能力を明確にし、個々の能力に見合ったキャリアアップに向け、目標設定ができることが特徴です。一人ひとりの、自己成長が可視化できるようにしたいと考えています。繰り返しにはなりますが、個々の成長こそが質の高い看護の提供となり、ひいては組織としての発展となることと確信しています。 そして自らが考え、自らが判断し、自発的な行動ができる人材を育成し、元気に働き続けられるような継続的支援をしていきたいと思います。


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